簿記は何に役立つ?簿記2級を取得して実感した7つのメリット|仕事・投資・人生で役立った実体験

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簿記って経理の仕事をする人だけに必要なんでしょ?

勉強したところで何に活かせるの?

そんな疑問を持っていませんか?

はじめまして、あやです。

私は商業高校出身で、高校時代は簿記部に所属し、約2年間みっちり簿記を勉強して2018年に日商簿記2級を取得しました。

こう書くと「昔から会計が好きだったの?」と思われるかもしれませんが、実は最初から乗り気だったわけではありません。最初は少し嫌々部活に参加していました(笑)。

それでも「せっかく学ぶなら、将来もずっと残る知識を身につけたい」と思い直して勉強を続け、無事に簿記2級まで取得することができました。

取得から約8年が経った今、原価管理に関わる仕事をしています。また、個人ではNISAなどを活用して約2年半ほど株式投資を続けています。

この記事では、簿記2級を取得した私が「実際にどんな場面で簿記が役に立ったのか」を、包み隠さずリアルな体験談を通してお伝えします。

経理を目指している方はもちろん、「働くすべての人や投資に興味がある人にとっても、簿記は一生モノの知識になる」ということが伝われば嬉しいです。



簿記を学んでよかったこと7選

私が簿記を学んで本当によかったと感じているメリットは、以下の7つです。

  1. 就職活動で資格を評価してもらえた
  2. 現在の原価管理の仕事で専門用語を理解しやすい
  3. 企業のお金の流れを理解する土台になった
  4. 株式投資でP/L・B/Sを見ることへの抵抗がなくなった
  5. 決算短信の数字を見るときに理解しやすい
  6. 資産・負債・純資産という考え方が身についた
  7. お金について考えるための「共通言語」が身についた

「経理の仕訳ができるようになった」ということ以上に、ビジネスやお金に関する“数字の拒否感”がなくなったことが大きな財産になっています。


私が簿記を始めたきっかけは「将来も残る知識がほしかったから」

高校時代、なんとなく入部した簿記部。最初は専門用語や独特のルールの連続で、「なんでこんな細かい計算をやらなきゃいけないんだろう…」と少し嫌気がさしていました。

ですが、周囲がコツコツ勉強している姿を見て、「どうせ同じ時間を過ごすなら、一歩踏み込んで将来もずっと残る本物の知識を身につけたい」と気持ちが切り替わりました。

そこから約2年間、放課後や休日も使って問題集と向き合い、2018年に日商簿記2級に合格することができました。


簿記2級を取得して就職活動で役立った

高校・大学を経て就職活動をするとき、履歴書の資格欄に堂々と「日商簿記検定試験2級 取得」と書くことができました。

面接でも「高校時代から粘り強く数字と向き合ってきた姿勢」や「ビジネスの基礎知識を持っていること」を高く評価してもらえました。

特に日商簿記2級は認知度が高く、評価が明確な資格なので、アピールポイントとして大きな武器になったと実感しています。


現在の原価管理の仕事でも簿記が役立っている

現在、私は製造業の生産管理部門で「原価管理」に関わる業務を担当しています。

直接伝票を切って経理の仕訳をするわけではありませんが、業務内では以下のような言葉が当たり前に飛び交います。

  • 原価 / 売上原価 / 製造原価
  • 仕掛品 / 棚卸資産
  • 減価償却
  • 損益 / 買掛金 / 未払金

もし簿記を勉強していなかったら、「仕掛品(しかかりひん)って何?」「買掛金と未払金の違いって?」と混乱していたと思います。

簿記の土台があったおかげで、入社当時からこうした専門用語に抵抗がなく、仕事の理解や先輩とのコミュニケーションがとてもスムーズでした。


簿記を学んだから家計簿をつけるようになった?

よく「簿記を学ぶと家計管理が得意になる」「家計簿がバッチリつけられるようになる」と言われますよね。

ですが……実は私、プライベートで家計簿をまったくつけていません!(笑)

「簿記を取ったからといって、誰もがマメに家計管理ができるようになるわけではない」というのが私の正直な実体験です。

ですが、家計簿はつけていなくても、「お金の全体構造」を捉える視点はしっかりと身につきました。


「資産・負債・純資産」という考え方が投資に役立つ

家計簿はつけていなくても、簿記で学んだ「資産・負債・純資産」という概念は、自分の資産形成や投資を考えるうえで非常に役立っています。

  • 資産:現金、株式、預金など(手元にある価値のあるもの)
  • 負債:ローンやクレカの未払い(将来払う必要があるもの)
  • 純資産:資産から負債を引いた「本当の自分の財産」

「銀行口座にいくらあるか」だけを見るのではなく、「負債を引いた純資産がいくら増えているか」という視点を持てるようになったのは、完全に簿記のおかげです。


簿記を学んで投資を始めた……わけではありません

ここで一つお伝えしておきたいのは、「簿記を学んだから投資を始めた」わけではないということです。

私が投資(NISAや株式投資)を始めたのは約2年半前。世の中の資産形成のトレンドや、自分自身の将来のお金について真剣に考えたことがきっかけでした。

つまり、投資を始めるきっかけ自体は簿記とは直接関係ありませんでした。


投資初心者の頃、1か月で18~20万円ほど減った

投資を始めたばかりの頃、大きな失敗と恐怖を経験しました。

当時、アメリカ株を買っていたのですが、購入直後から株価がどんどん下落。わずか1か月で18万~20万円ほど含み損(値下がり)が出てしまったのです。40万円で買った株が半値に…

毎日画面を見るたびに資産が減っていて、怖くなり「早く売りたい」「こんな株買わなきゃよかった」と後悔しました。不安に耐えきれず、実際に一部売却してしまいました。

投資初心者にとって、自分の大切なお金が減っていく恐怖は本当に凄まじいものでした。


それでも、その株は現在100%以上上昇している

しかし、その後どうなったかというと……売らずに残していた分も含め、その株式は大きく持ち直し、現在は100%以上も上昇(価格が2倍以上)しました。

当時約50万円ほど投資していたものが、今では100万円以上の価値になっています。

この経験から、「短期的な株価の上下だけに振り回されて判断するのは本当に難しい」ということを痛感しました。

※ただし、これはあくまで私の結果論です。「下がった株を持っていれば必ず上がる」ということではありません。株式投資にはリスクがあり、会社が倒産すれば紙くずになることもあります。だからこそ、次に紹介する「数字を見る力」が大切になります。


簿記を学んでいたからP/L・B/Sへの抵抗がない

短期的な売買で焦った失敗を経て、私は「ちゃんと企業の決算や数字を見て、納得して投資しよう」と思うようになりました。

そこで役立ったのが、簿記で学んだ決算書の知識です。

  • P/L(損益計算書):どれくらい稼いで、いくらコストがかかったか(企業の成績表)
  • B/S(貸借対照表):どんな資産を持っていて、どれくらい借金があるか(企業の財政状態)

投資初心者だと、アルファベットや数字の並びを見ただけで諦めてしまいがちですが、簿記を学んでいたおかげでP/LやB/Sを見ることへの拒否感がゼロでした。


決算短信を見ることへの抵抗もなくなった

現在では、投資先を検討する際に「決算短信(企業が発表する四半期ごとの決算レポート)」をチェックすることがあります。

専門的な資料ではありますが、

  • 「今期は売上原価が上がっているな」
  • 「棚卸資産が少し増えているけど大丈夫かな」
  • 「利益率がしっかり確保できているな」

といった視点で数字を追いかけることができます。表面的・感覚的に「なんとなく凄そうな会社だから買う」のではなく、自分で数字を確認して納得感を持って投資判断ができるのは、簿記のおかげだと実感しています。


簿記があるから投資で勝てるわけではない

ここで強くお伝えしたいのは、「簿記を学べば投資で絶対に勝てる」わけではないということです。

簿記はあくまで「企業の現在の過去から現在までの数字を正しく理解するための土台」にすぎません。

株価の未来は、世界情勢や金利、市場のトレンドなど、簿記だけでは予測できない様々な要因で動きます。

「簿記=株で勝てる魔法のツール」ではありませんが、「企業の健康状態を健康診断書(決算書)で確かめるための必須スキル」であることは間違いありません。


簿記は「お金を見るための共通言語」になった

簿記を勉強して一番よかったと思うのは、ビジネスやお金に関する「共通言語」を手に入れられたことです。

英語を知っていると世界中の人と会話できるように、簿記(会計)を知っていると、どんな業界・企業の「お金の流れ」も理解できるようになります。

  • 会社の同僚や上司との仕事上の会話
  • ニュースで流れる企業買収や決算のニュース
  • 自分の資産形成や株式投資

これらすべての裏側にある「数字」の意味がパッと理解できるようになる感覚は、簿記を学んだ人ならではの強みだと感じます。


簿記2級を取って8年経っても役立っている

簿記2級を取得してから約8年が経ちました。

暗記した細かい勘定科目や具体的な計算手順そのものは、使わないうちに忘れてしまった部分もあります。

それでも、「資産・負債・純資産のバランス」「利益の出方」「原価の仕組み」といった本質的な考え方は、8年経った今でも仕事やプライベートで自然と活き続けています。

まさに「一生廃れない知識」になってくれたと実感しています。


簿記3級と簿記2級、どちらを勉強すればいい?

「簿記に興味が出てきたけれど、どちらから受ければいいの?」とお悩みの方へ、それぞれの特徴をまとめました。

簿記3級

  • 対象:初めて簿記を学ぶ方、ビジネスの基礎教養を身につけたい方
  • 内容:個人事業主レベルの基本的な会計処理、仕訳の基礎
  • おすすめな人:「まずは気軽にお金の勉強を始めてみたい」「仕事や投資で困らない基礎知識がほしい」という方

まずは3級からスタートするのが圧倒的におすすめです。3級だけでも、P/LやB/Sの基本的な読み方はしっかり身につきます。

簿記2級

  • 対象:就職・転職でアピールしたい方、企業の詳しい財務状況や原価計算まで理解したい方
  • 内容:商業簿記に加え、「工業簿記(製造業などの原価計算)」が加わる
  • おすすめな人:「履歴書で評価される資格がほしい」「メーカーやITなど幅広い職種で数字に強くなりたい」という方

工業簿記が入ってくるため難易度は上がりますが、仕事での応用力は格段に跳ね上がります。


簿記は経理を目指していなくても役立つ?

結論から言うと、経理を目指していなくても間違いなく役に立ちます!

むしろ、営業、企画、生産管理、IT、個人事業主など、どんな職種であっても「自社や取引先のお金の動き」を理解できる社員は重宝されます。

また、仕事だけでなく、私のように株式投資やNISAでの資産形成にもダイレクトに活かすことができます。

「全員が経理になる必要はないけれど、働く人全員が持っていて損はないスキル」が簿記だと感じています。


簿記を勉強して「人生が変わった」とまでは言わない

よく資格の紹介で「簿記を取ったら人生が激変した!年収が上がった!」という誇張された言葉を見かけますが、正直に言って私自身は「人生が劇的に変わった」とまでは思いません。

簿記を取ったからといって一朝一夕で大金持ちになれるわけではありませんし、家計簿を完璧につけられる丁寧な暮らしができるようになったわけでもありません(笑)。

ですが、「世の中のお金の仕組みが分かり、仕事や投資で冷静な判断ができる知識の土台」が確実にできました。

劇的な変化ではないけれど、10年後も20年後も自分を助けてくれる「地味だけど最強のスキル」だと確信しています。


これから私も、お金についてもっと勉強していきます

簿記2級を取って8年が経ちますが、私自身もまだまだお金や投資について勉強している途中の社会人です。

時代が変われば投資制度やビジネスの環境も変わります。簿記で得た基礎体力をベースに、これからもFP(ファイナンシャルプランナー)の知識や新しい投資手法など、お金に関する学びを続けていきたいと思っています。


簿記を勉強してみたい方へ

ここまで読んで「簿記の勉強を少し始めてみようかな」と思った方へ。

勉強方法には大きく分けて「独学(テキスト)」と「オンライン講座(動画)」があります。

どちらが良いかは人それぞれですが、私の経験上、最初から分厚いテキストを買うと専門用語の多さに圧倒されて挫折してしまうことも少なくありません。

そこでおすすめなのが、スマホでスキマ時間に動画で学べる学習サービスを活用することです。

手軽に試せるおすすめサービス「オンスク.JP」

初心者の方に選択肢の一つとしておすすめしたいのが、資格のサブスク学習サービス「オンスク.JP」です。

  • 月額料金:
    • ライトプラン:月額 1,078円(税込)
    • スタンダードプラン:月額 1,628円(税込)
  • 特徴:
    • 1動画5分〜10分の短尺で、通勤電車やスキマ時間に学べる
    • 簿記3級をはじめ、FPやITパスポートなど70以上の講座が受け放題
    • 月額制(サブスク)なので、万が一合わなくてもすぐに解約できる

市販の参考書を1冊買うのと同じくらいの価格(月額1,000円〜1,500円程度)で始められるため、「まずは自分に簿記が向きそうか試してみたい」という初学者の方にぴったりです。

もちろん、「紙のテキストでガッツリ問題を解くのが好き」という方は市販のテキストによる独学でも十分合格を目指せます。自分に合ったスタイルを選んでみてくださいね。

【オンスク.JPの公式ページを見てみる】


まとめ|簿記は仕事だけでなく人生のお金の知識になる

最後に、この記事のポイントをまとめます。

  • 簿記は経理のためだけの資格ではない
  • 仕事(原価管理やビジネス用語の理解)でしっかり活きる
  • 株式投資や資産形成で数字を見るための「基礎体力をつけるツール」になる
  • 簿記を取ったから投資で勝てるわけではないが、納得感のある判断ができる
  • 一度身につけたお金の考え方は、何年経っても一生モノの知識として残る

「簿記部に入った当初は嫌々だった」私ですが、今では「あのとき逃げずに勉強しておいて本当によかった」と心から思っています。

「何か役に立つ勉強を始めたいな」「お金の知識を身につけたいな」と思っている方は、ぜひ簿記3級から気軽に一歩を踏み出してみてくださいね!

「ここがちょっと分からないな…」「こんな記事が読みたいな!」というリクエストがありましたら、ページの一番下にある【お問い合わせ✉️】からお気軽に教えてくださいね!
試験対策

【運営者 : あや@元簿記部の社会人】

はじめまして!当ブログのあやです✨️

■ 経歴・実績
・商業高校 簿記部(3年間所属・全国大会出場)
・大学 経営学部(首席卒業)
・日商簿記合格(3回目の挑戦で克服!)

■ ブログでお伝えしたいこと
商業高校や経営学部で簿記・会計を深く学んできましたが、実は日商簿記の試験には3回落ちています。😭

最初の頃は「テキストの解説を読んでもピンとこない」「忙しくて勉強時間が取れない」といった悩みにぶつかり、何度も悔しい思いをしました。

だからこそ、私は「最初から何でもできる天才」ではなく、「挫折や勉強の苦しさを知っている側」です。4回目で合格できたからこそ見えた【本当に効率の良い解き方】や【仕事と勉強を両立するコツ】があります。

このブログでは、仕事や家事で忙しい社会人のみなさんが、無駄な時間をかけずにスキマ時間で合格を掴み取れるよう、分かりやすく実践的な勉強法を発信していきます!

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